反抗期の女の子がいる保護者に緊急アンケート!父親と娘が適度な距離感で付き合う方法とは

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こんにちは、子育て中ライターの水無瀬あずさです。

父親にとって、思春期の娘との距離感って難しいものですよね。とくに、何かと親に突っかかってくる反抗期は、何を言っても最終的にケンカになってしまい、すっかり心が折れてしまった・・・なんて話も耳にします。

我が家には息子しかいませんが、娘がいたらさぞかし夫は苦労したことでしょう。まあ、男の子は男の子でメンドクサイんですけどね!

そこで今回は、いつもとちょっと趣向を変えて、反抗期の女の子がいる保護者10名に回答してもらった簡単なアンケート結果をご紹介します。

そしてその結果から、反抗期の娘を持つご家庭のリアルな状況、そして父親が気をつけるべきポイントについて考察してみたいと思います。

娘さんとの付き合い方に悩むお父さんも、そんなお父さんを見て心を痛めているお母さんも、反抗期の父娘の適度な距離感について、一緒に考えていきましょう。

女の子の反抗期はいつから?どんな特徴があるの?

女の子の反抗期は、中学生から高校生ごろに始まることが多いようです。

身体的な成長はもちろん、ホルモンバランスの変化によって感情の起伏が激しくなり、親や周囲の大人に対する態度が変わったり、自分の意見を強く主張したり、親の言うことに反発したり。

あるいは親の管理や干渉を嫌がったりと、大人としてはとにかく接し方が難しくなる時期でもあります。

友達関係が自分の中で大きなウェイトを占めるようになり、親よりも友達を優先する行動が見られることもあります。

また、感情の起伏が激しくなり、些細なことで怒ったり泣いたりするという子もいます。このような行動は、子どもが自分のアイデンティティを確立する過程で自然なものであり、保護者としては必要以上に干渉することなく、一歩下がって見守ることが大切です。

かく言う私も、中学3年から高校2年頃には人並みに反抗期がありました。父から嫌なことをされたわけでもないのに、とにかく父のことが嫌いで。ニオイはもちろん嫌だし、姿がチラッと見えるのも嫌、というか気配を感じることすらも嫌。今考えればかなりひどい話なのですが、「同じ空間に存在したくない!」とまで思っていて、父が仕事から帰ってきたらすぐに部屋へ引っ込んでいました。

父の方はといえば、たまに体調や学校のことを心配してくれたり、お土産を買ってきてくれたり、たまにお小遣いをくれたり、今考えるとものすごく気を遣ってくれていました。

父なりに試行錯誤していたんだろうなあ。

そんな激しかった私の反抗期は、高校3年のあるとき突然なくなりました。

嫌いで嫌いで仕方なかったはずの父に対する感情がスッと消え、「どうしてあんなに嫌っていたんだっけ?」と自分でも不思議な気持ちになったものです。

これはあくまで私の例ですが、反抗期って長い人生においてはほんの一時的なものです。

「いつか終わるもの」と割り切り、試行錯誤しながら、それぞれのご家庭のスタイルで乗り切ってほしいと思います。お父さんたち頑張れ!

反抗期の女の子がいる保護者に緊急アンケート!気になる結果を発表

「反抗期の娘と父親の関わり」という今回の記事を執筆するにあたり、私は悩みました。

というのも我が家には中学生男子2人しかいないので、女子の親の気持ちなんてサッパリ分からないのです。

そこで、反抗期の女の子がいる友人・知人に声をかけ、アンケート調査を実施してみました。男性には「父親として反抗期の娘と接する際に感じたこと、気をつけたこと」、女性には「母親の立場から、父親と反抗期の娘の接し方について思ったこと、感じたこと」について、10名の皆様から回答をいただきました。

「3日で回答ちょうだい!」という無茶振りにもかかわらず、快く答えてくださった皆様に、この場を借りて心から感謝いたします。ありがとうございました!

それでは、気になるアンケート結果を順番に見ていきましょう。

他の家庭の子育てや反抗期事情について、ナマの声を聞く機会ってかなり貴重だと思います。

回答をいただきながら考えさせられることがたくさんありましたが、皆さんはどんなことを感じるでしょうか・・・?

質問①|娘の反抗期のエピソードや困ったこと、言われてショックだったことは?

<U山さん(男性)>

  • 目に見える反抗期というものがなく、性格的に自分に似て外向的だったので、娘を後ろに乗せて二人でツーリングに行ったりして、親子のコミュニケーションを取れたのがよかったと思う。
  • 部活動で試合や大会のときに応援やビデオを撮りに行っていたが、その時に声をかけたりすると、友人の手前ということもあり露骨に嫌な顔をされた。
  • 周りのお父さんと比べて若かったこともあり、娘の友人とも気さくに話していたが、あまり目立つようなことはやめて!と言われた。

<N浜さん(女性)>

  • 良くも悪くもネットでいろいろな人のいろいろな情報が入って来るので、こちらの考えに対し「親の価値観を押し付けないで欲しい」と一丁前の事をよく言う。
  • 朝起きれないくせに、夜中の1時過ぎまで友達とオンラインゲームをこっそりやって、「みんなやっているのに何が悪いんだ。問題にする事ない!」と筋の通らない主張をよくする。

<M田さん(女性)>

  • 理由がある時もあるが、なんとなくイライラしていることがある。そういう時は一触即発しないように、でも腫れ物扱いしないようにするバランスが難しい。

<I口さん(女性)>

  • 小学校6年のとき、体育の授業をサボって先生に反抗していたことがあって大変だった。
  • こちらの言う事を聞かないし、自分の部屋にこもってなかなか出てこない時がある。

<T中さん(女性)>

  • 娘と2人で話しているときに、娘が夫のことを「あの人」と呼んだので注意した。
  • 夫が娘に対して「宿題したら?」「お風呂入ったら?」など、娘が面倒だと感じるようなことを言うと、聞こえないふりをしたり、「わかってる!」と言い返して部屋にこもってしまう。

<Tさん(男性)>

  • 娘にも波があり、父親を全く寄せ付けない、話したくない時もあれば、腕を組んで出かけることもあった。
  • 長女の反抗期は、言葉が達者だったこともあり、言い合うことが多かった。
  • 次女の反抗期は、パワフルすぎて本人が制御不能に陥っていると感じるところがあったため、仕方なく自分が叩いて叱ったことがある(格闘技経験が20年あるため、相当優しく怪我させないように細心の注意を払った)。叩かれた次女は一瞬驚いたようだったが、ものすごいパワーで自分につかみかかってきて大変だった。後にこのことを長女が察知し、妹にうまく話してくれたようだ。

さまざまな反抗期エピソードがあり、なかなか興味深かったのではないでしょうか。

ご家庭によって、反抗期の娘に対する苦労は本当にいろいろあるんだなと感じました。

一方で、半数以上の方が「うちの娘、反抗期らしい反抗期はなかった。強いて言えば・・・」みたいな形で回答されているのが意外でした。

「反抗期がなかったので、とくに答えられることがない」という方も数名いらっしゃいました。

昨今では「友達親子」なんて言葉もありますが、親子の距離感は昔よりフランクになっているように感じます。

そういうことが、子どもの反抗期にも影響しているのかもしれませんね。

質問②|お父さんが娘の反抗期に特に心がけたことは?

<U山さん(男性)>

  • 大人びているところがあり、人格形成も早かったので、娘の言動を否定しないように心がけた。
  • 娘の交友範囲について口出すようなことはしなかった(彼氏の話とかもされたときは複雑だったけど・・・)
  • 思春期に限った話ではないが、父親・母親両方から叱ってしまうと子どもの逃げ場が家の中でなくなってしまうので、母親が厳しいときにはあまり口を出さないようにしていた。

<K井さん(女性)>

  • 夫は洗面所に入る時、中に娘がいるかもしれないと気にかけて、いつもノックしている。

<Sさん(女性)>

  • スキンシップは、娘が寝ている間にこっそりしている。
  • 意識して一緒に映画に行ったり、2人の時間を作るようにしている。

<Kさん(男性)>

  • 学校の友達といるところでは、こちらからは話しかけないようにしている。

<Tさん(男性)>

  • 反抗的な感情が強い時は、あえてコミュニケーションをとらない、話しかけない方がいいと妻からアドバイスがあった。「何かあれば私(妻)が取り持つから」とのことで、それがとてもうまくいったと感じている。
  • 娘をからかうような事はしないように注意していたが、娘って可愛いので、ちょっと言葉が過ぎて怒らせてしまうことも少なくなかった。

女の子に限ったことでもないですが、言動を否定しない、機嫌が悪いときは話しかけないといった回答が多かった印象です。

絶妙な距離感を探りつつ、なんとかしてコミュニケーションに励むお父さんたちの涙ぐましい努力が見え隠れしているように感じました。

質問③|お母さんから見て、お父さんが娘に対して配慮すべきことは?

<N浜さん(女性)>

  • 子ども達に対して「できて当たり前」とやや厳しい目線なので、もう少し出来た事は褒め、認めてあげて欲しい。

<K井さん(女性)>

  • あまり口うるさく言わないことが大事。
  • 「どうしたの?」「あなたはどうしたい?」「何かして欲しいことある?」を意識して声かけする。

<M田さん(女性)>

  • 夫は平日仕事で忙しく娘にあまり会えなかったりするので、娘に対してあまり強く怒らないようにしてほしい。関係性が悪くなったとき、挽回するのに時間かかってしまうため。
  • 普段接する量が多い母親(自分)が娘に怒るのを担当し、夫はあまり怒らないようにするなど、家庭によって役割を分担したほうがいい。

<I口さん(女性)>

  • 夫の方が娘との関係が良いから、娘が夜遅くまで起きている時などにはちゃんと怒ってあげて欲しい。
  • 娘が男の子と遊びに行くのに、文句を言ったり干渉しすぎないでほしい。

<T中さん(女性)>

  • 娘なりに一人で考えてできることが増えているのに、夫がそれに気づかず、小さな頃から接し方が変わっていないのがトラブルの元だと感じている。言い返されたときなどには同じ土俵で会話せず、「これは成長の証なんだ」と認識して大きく構えていてほしい。

<Sさん(女性)>

  • 男女に関係なくだが、本人が喋るモードではない時はそっとしておき、話しかけてきた時には会話を楽しむ。
  • あんまりしつこくすると嫌がられる。

母と娘って、同性だけあって反発もするけど、そのぶん暗黙の了解っていうか、空気で分かることってあると思うんですよ。

それが父親にはないから、見ていて歯がゆく感じるのかもしれません。父娘の間に入って気を使うのも、なかなか大変そうですよね・・・。

質問④|娘の反抗期で悩む父親へのアドバイス!

<U山さん(男性)>

  • マンガやアニメなどの共通項があると、コミュニケーションが取りやすくなる。
  • どうしても自分が生理的に受け付けないものに興味を抱いたときには(自分の場合は韓流)、「何でそんなのがいいんだ!」とはならずに、「自分はどうしても受け付けられない」ということを伝えたうえで好きにさせてあげるとよい。父親の考えも理解できる歳なので、あまり話題に出したり聴いたりしないよう配慮してくれて、お互いにストレスにならなかった。

<K井さん(女性)>

  • 反抗期らしい反抗期ではなかったが、とにかく娘を「パパっ子に育てる!」ことに尽きる!具体的には、母親は父親を悪く言わない、居ない時も父親の話をする。父親は育児に日常的に積極的に参加する。そうすれば、もし思春期になって夫が娘から「パパ臭い!」って言われても、私は夫の味方をしてあげられて、うまく繋げてあげられると思う。
  • 自分は中学校のPTA会長が忙しく、娘の受験にあまり関わってあげられなかった。だからとにかく娘の話を聞くことに徹した。結果的にそれがいい方向に進んでくれたので、PTAは親子関係のバランスにもすごくメリットがあるはず!(笑)

<Tさん(男性)>

  • 思春期・反抗期の時は、父親は娘と無理にコミュニケーションを取らない方がいい。からかったり、冗談は御法度!

ご家庭それぞれに反抗期の悩みがあり、みんな試行錯誤しながらなんとか道を切り開いているんだなという実態がよく分かるアンケートだったと思います。

反抗期の娘さんとの接し方に悩んでいるというお父さんお母さんも、ぜひパートナーと腹を割ってよく話し合い、それぞれに合った突破口を切り開いていってくださいね。

娘の反抗期、父親が気を付けた方がいいことは?

ここでは、アンケートの結果をもとに、娘の反抗期に際して父親が気をつけた方がいいことについて考えてみましょう。

アンケート結果から分かるように、「反抗期の娘」とひとくくりにいっても実に十人十色。「パパ大好き!」という子もいれば、父親と取っ組み合いのケンカをする子もいるわけですから、何が正解とも言い切れません。

娘さんの性格、父親や母親の性格、家族のそれまでの関わり方によって、適切な距離感を探っていくことが大切ですね。

叱る役割分担を決めておく

父親、母親が二人で娘に詰め寄るように叱ってしまうと、娘さんは萎縮して何も言わなくなるか、あるいは強く反発して関係がこじれてしまうかもしれません。

たとえば日常的な小さなことを叱るのは母親、強く叱らなければいけないときだけ父親といった具合に、パートナーと役割分担を決めておくとよいでしょう。

父親が仕事で遅くにしか帰宅できない、娘とたまにしか会えないというご家庭の場合は、基本的に母親に任せるのがベターなようです。

母娘の接する時間が長いため、たまにしか会えない父親の意見よりは耳を傾けてくれやすくなります。

娘を「一人の女性」として尊重する姿勢を持つ

赤ちゃんの頃から見守ってきた娘さんが、思春期に入って女性らしく成長しても、父親にはなかなかその事実を受け入れにくいかもしれません。

しかし反抗期の子どもは、子ども扱いされることを極端に嫌がるもの。娘さんを「一人の女性」として認め、意見や立場を尊重する姿勢を持ちましょう。

「友達が見ているから話しかけないでおこう」「機嫌が悪そうだからそっとしておこう」など、娘さんがいまどんな状況か、どんな心理状態かを察し、配慮してあげることが大切です。

「付かず離れず」を意識する

反抗期といっても子どもの中にも浮き沈みがあり、「お父さんと顔も合わせたくない!」と言われる日もあれば、「今日は一緒に出かけたい!」と言われる日もあるかもしれません。

娘に近づいてこられたら嬉しいし、拒絶されたらカナシイのが父親。言動に一喜一憂してしまうかもしれませんが、そこはグッと我慢です。

本人が喋りたいときにはたくさん喋り、逆に離れたいときには距離を取るという具合に、いい感じの「付かず離れず」の距離を意識しましょう。

まとめ

親子関係や育児に正解なんてものはありませんが、とかく反抗期の子どもを前にすると答えが欲しくなるものですよね。

今回のアンケート結果から、反抗期の娘さんとの適度な距離感、付き合い方のヒントが見えてきたのではないでしょうか。

これをもとに、それぞれの家庭に合った答えを探してみてくださいね。

反抗期はあくまでも一過性のものであり、時間が経つにつれて落ち着いてきます。大切なのは、娘さんが安心して自己を表現できる環境を提供し続けることです。

大人としては付き合い方が難しい時期ではありますが、「今しかできない経験」と割り切り、娘さんの成長を温かく見守ってあげましょう。

よければみなさんの素朴な疑問やお困りごとがあれば気軽に話してみてください。
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水無瀬 あずさ

ライター

黄色い電気ネズミとビールをこよなく愛するシステムエンジニア兼ライター。「どんなことでも全力で楽しむ!」をモットーに、反抗期真っ盛りの息子2人と全力で向き合っています。PTA役員などボランティア活動に積極的に参加し、学校や家庭における教育の在り方を模索中です。ゲームが趣味ながら、最近画面酔いがひどくて長時間できなくなったのが悩みのタネ。

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