子育てアカデミー

高校受験 ストレス管理、受験生 親の心構え

受験生を持つ保護者としての経験を通じて、同じ境遇の皆さんの役に少しでも立つようなお話ができればと思います。ただし難しいことは書きません、というか書けません。どこの家庭にもある、だけど家族にとっては大切な出来事やひとときを、気の向くまま書いていこうと思います。皆さんも肩の力を抜いて読んでいただければと思います。

難関校受験コース始動。上には上がいた!

前回話した難関校受験コース。
いよいよ始まりました。
土曜日の朝10時から夕方6時まで。
弁当を持って丸1日がかりの特訓です。
集まるのは、その地域の系列校から選ばれた精鋭たち。
娘はその中でも中の下クラス。
ほとんどが娘より上位の成績の子たちです。
授業内容もレベルが高く、ついていくので精一杯。
初日、娘は帰ってくるなり「疲れた!」とソファに倒れ込み、しばらく起き上がることができないでいました。

こんな風に書くと相当ブラックというか、家の中は殺伐としていると思うかもしれませんが、家族の実感としては悲壮感のようなものはありません。
むしろ、爽快感というか。汗と涙というか。
なんというか。
野球に打ち込む息子を応援しているような感覚なんです。
娘も、「上を目指したい」「自分より勉強ができるやつに勝ちたい」というモチベーションのように見えます。
つまり、スポコン漫画や格闘技漫画の世界なのです。

親として応援したいけどプレッシャーはかけたくない

高校受験本番まで残り1年。これまで以上に頑張っている娘。
親としてはもちろん応援したいし、せっかくなので良い結果も期待したいけれど、プレッシャーはかけたくありません。
だからといって、受験について何も触れないというのもおかしな話で。
今日はこんな授業があった、こんなできる生徒がいた、テストの成績はどうだったと、家族共通の話題にしたいし、良い成績をとった時は素直に褒めてあげたい。
だけど、くりかえしになりますが、プレッシャーはかけたくない。
そこで、我が家では娘のことを、前記したように「甲子園を目指す野球少年」だと思っています。

今日はこんな授業があった→今日はこんな練習をした
こんなできる生徒がいた→こんなすごい球をなげる投手がいた
テストの成績はどうだった→試合の結果はどうだった

そう置き換えるだけで、なんだかワクワクしてきます。
夢が広がります。
がんばれよ!
そう素直に言えます。

勉強にまつわるネガティブなイメージを払拭したい

いつからでしょう。
勉強を頑張ることがガリ勉と蔑まれ、受験戦争などネガティブな言葉が生まれたのは。
調べてみると、大正期には中等学校への入学試験が社会問題しており、新聞に「試験地獄」「受験地獄」などの言葉が使われていたそうです。
「受験戦争」という言葉は、入試選抜における競争激化の形容詞として、1960年代にマスコミに登場しました。
以来、日本では受験=できればやりたくない、巻き込まれ系の悲劇というイメージが定着したと思われます。

しかし、娘を見ているとそんなイメージばかりではないと思わせられます。
いい点数を取ったら嬉しいし、自分より頭のいいやつがいたらそいつに勝ちたい。
本当に、甲子園を目指す野球少年と一緒なのです。

メジャーリーガーの大谷翔平選手は、子供の時から将来の目標を明確にし、計画的に実行してきたといいます。しかし、それ以前に野球が好き、誰よりも上手くなりたい、試合に勝ちたいという気持ちが先に立っていたのではないでしょうか。
そうでなければ続かないと思いますし、上手くならないと思います。

娘も将来を考えた上で志望校を決め、そこに向かって勉強をしていますが、それ以前に勉強が好き、誰よりも問題を解きたい、テストで良い点数を取りたいという気持ちが先に立っていると思います。

そう、娘はアスリートなのだ。

そんな風に思うと、少なくとも親の心理的負担は減ります。
子供の受験のストレス管理も大事ですが、親のストレス管理も大事です。
親のストレスは子供にも伝播します。
子供にプレッシャーをかけたくなければ、まず親がプレッシャーを受けないこと。
受験だからと深刻に考え過ぎず、甲子園やオリンピックを目指す子供を応援するような気持ちで接する。
そういう受験生の親の心構えがあっても良いような気がします。
皆さんもぜひ試してみてください。
あなたのお子さんは、どんな競技のアスリートですか?

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とんび

ライター
中学生と小学生の2人の娘、妻と都内に暮らすライター兼ライターズオフィス経営者。取材で有名大学や一流企業に訪れると、「うちの子もこんなところで……」と妄想を膨らませる今日この頃。上の娘は某有名学習塾に通学中。下の娘も姉の影響で近所の個別指導塾に通い始めたところ。子供たちの塾通いが家の暮らしの中心となっている。ちなみに似顔絵イラストは上の娘が小5の時に描いてくれたもの。

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