子育てアカデミー

塾 高校受験

受験生を持つ保護者としての経験を通じて、同じ境遇の皆さんの役に少しでも立つようなお話ができればと思います。ただし難しいことは書きません、というか書けません。どこの家庭にもある、だけど家族にとっては大切な出来事やひとときを、気の向くまま書いていこうと思います。皆さんも肩の力を抜いて読んでいただければと思います。

塾のおかげで自宅学習がハミガキと同じくらい習慣化

ついに高校受験まで1年を切りました。はい、中2の上の娘のことです。思えば長い道のりだったなと思います。

「まだ始まっちゃいないよ」と、某映画の名セリフのような心境の親御さんもいるでしょう。普通の中学2年生の家庭はそうだと思います。

でも、うちの娘は小学6年生の春から某大手進学塾に通い始めたので、かれこれ3年通っています。つまり、受験勉強をすでに3年やっているのです。だから、「残りあと1年か……」という、むしろ終盤モードなのです。マラソンでいえば30キロ地点を超えたあたり。

正直、小学6年で塾に入った時は、なんともいえない気持ちでした。中学受験には遅すぎるし、高校受験に早すぎる。最初の1年はとにかく勉強を習慣づけるので精一杯。なんでこんなに学校以外の宿題を毎日やらなければならないのかと、親ながら思うこともありました。

しかし、今振り返ってみると、早い段階から塾に通い始めておいて良かったなと思います。毎日の大量の宿題のおかげで、自宅学習は完全に習慣化。娘いわく「しないと気持ち悪くて寝られない」ほど。

家族で旅行に行った先の旅館でも、家に帰ってきた日の夜も、参考書や単語帳を広げる娘の姿をみて、「今日ぐらいは(やらなくて)いいんじゃない?」と声をかけたことは一度ではありません。でも、本人としては、本当に習慣になっているので、やらない方が違和感がある様子なのです。もはやハミガキと同じレベルです。

こうなると、受験生としては無双状態です。いや〜、ありがたいことです。

休むと「どうしましたか?」と電話がかかってくる塾

塾の先生のサポートもありがたいなと思います。

そして、なんでそんなに熱心なの? といつも思います。
仕事だからといえば身も蓋もありません。より偏差値の高い学校に入学すればその分給料が上がるんでしょ? と思ったことも何度かあります。

でも、それでいいんです。

「とにかくやれ、いますぐやれ」、そう言ってくれる存在が、受験生には必要です。

親って結局子供に甘いですから。

実際「今日はやらなくていいんじゃない?」と言ったことも何度かあります。

塾をズル休みさせたこともありますが、必ず「どうされました?」と電話がかかってきます。最初はストーカーかよ!?と戦慄しましたが、今となっては「うちの塾ってすごいな」と思います。そしてありがたいなと。

親はそこまで徹しきれませんから。

あと、受験というゴールに向かって、何をすればよいかというノウハウは、当然ながらそろっています。

例えば、中2の段階で志望校の学園祭に見学に行くというのも、塾の先生のアドバイスです。実際に中2の秋に何校か足を運びましたが、実際に行ってみて「思ってたのと雰囲気が違う」と、志望校から外したこともあります。もしこれが受験の年の秋だったら、「いまさらかよ!」と、志望校選びに支障が出たと思います。

アドバイスにしたがってよかったなとつくづく思います。

塾に求める保護者の要望はただ一つ

塾 高校受験

先日塾で、志望校を絞り込むための学力テストがありました。

点数次第では、志望校を諦めなければなりません。シビアな生き残りレースはすでに始まっているのです。親としても、そろそろ心を鬼にしなければならないフェーズに入ったようです。

でも、つい甘やかしちゃうんですよね……。

そういう時こそ、塾の先生を頼るべきです。そういえば、保護者会の時に、塾の教務主任がこんなことを言っていました。

「どんどん私たちを悪者にしてください。宿題しなければ怒られるよ、塾に行かないと叱られるよ、いくらでも口実に使ってください。私たちは嫌われてなんぼの商売ですから」

いいこと言うやん。

もし、これから塾を選ぶというのであれば、要望は一つ。

「生徒の嫌われ役になってほしい」

虫がいいかもしれませんが、それが親の偽らざる本音なのです。

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とんび

ライター
中学生と小学生の2人の娘、妻と都内に暮らすライター兼ライターズオフィス経営者。取材で有名大学や一流企業に訪れると、「うちの子もこんなところで……」と妄想を膨らませる今日この頃。上の娘は某有名学習塾に通学中。下の娘も姉の影響で近所の個別指導塾に通い始めたところ。子供たちの塾通いが家の暮らしの中心となっている。ちなみに似顔絵イラストは上の娘が小5の時に描いてくれたもの。

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