はじめまして。
現在、タイのバンコク在住、子育てカウンセラーをしているSHINOBUです。
8歳の息子がおり、タイ在住10年になりますが、息子が幼いときは乳幼児期の子育てに加え、海外での子育てに悩みました。今では、悩みの原因は思い込みや認知の歪みが大半だったと理解していますが、当時はそのことに気付けず苦しみました。
今回は、息子が2歳のときの出来事を通して、悩みは見方を少し変えることで心が軽くなるということをお伝えしたいと思います。
息子は言葉の発達は早い方でしたが、手が出やすいところがありました。
子どもが叩く理由の一つとして、言葉で伝えることが未熟で言葉の代わりに叩くことで感情を表しているようですね。
発語が早いと言葉で伝えられるのではないか....
そんな風に思っていましたが、なかなかそんなに上手くはいきませんね。
叩く対象はお友達。
見ていると、息子なりに叩くのには理由があるようなのですが、
本人が言葉にできないので、もちろん相手のお子さんや親御さんにはなんで叩いてしまうのか理由は伝わりません......
海外の方は日本人よりもはっきり言う方も多く、
「あなたの息子に叩かれたわ!注意して!」と怒られることもたびたび.....
そのことで悩んでどんどんネガティブな考えになっていきました。
仲のいいママ友も本当は私には言わないだけで嫌がっているのかも?と
遊び場に行くのをやめようと考えていました。ちょうど同じ時期に一時帰国をしており、
支援センターでも息子について怒られたり、
両親にも育て方が良くないと言われ、少し追い詰められていたように思います。
そんな状況が変わったのは、1人だけで悩まず主人とも相談したことがきっかけです。
ママ友が嫌がっているかもしれない。
息子がお友達を叩いてしまうのは、私の育て方が良くないのかもしれない。
今なら理解できますが、これは私の思い込みです。
このまま遊び場に行くことをやめ、息子から他の子と関わる機会を奪ってしまっては、
息子は人との関わり方を学べないままではないかと思い直しました。
当時は主人と話すことで、気づくことができました。
悩んでいても仕方がない、
じゃあ、息子の叩く行動をどう止めるのか、ということを話し合いました。
ただ、ダメと注意しても、息子にはまだなんでダメなのかが理解できないでしょう。
お友達との正しい関わり方を知って、仲良く遊べるようになってほしい。
そこから、どのように対応したかというと、
まず、遊び場に行ったら、仲良しママに息子はうまくお喋りできない事を事前に告げました。
そして、私は息子の側にべったりくっつき、
手が出そうになった瞬間、止める!
そして「貸してって言おうね」を繰り返しました。
根気強く、何ヶ月も続けた結果、息子の叩くという行為が無くなってきました。
ダメと伝えるだけでなく、コミュニケーションの取り方を伝えたことで、
息子の中で正しい行動が理解できてきたのだと思います。
8歳になった今では息子は、
有り難い事に「優しいね」と言ってもらえるようになりました。
あの時、私が遊び場に行くことをやめてしまっていたら
息子は他の人との関わり方を知らないまま大きくなっていたかもしれません。
乳幼児の子育てでは、子ども2人きりで家にいる時間が長いという人もいるかと思います。
1人でいるとつい考え込んで、ネガティブになってしまう人も少なくないのではないでしょうか。
そんな時は、1人で悩まないでください。
少し見方を変えると違った世界が見えてきます。
身近な方に相談が難しい場合は、私のようなカウンセラーを頼っても良いのです。
まだまだ、私自身学ばなければいけないことは多いですが、
乳幼児の子育てに悩んでいらっしゃる方のヒントに少しでもなれば嬉しいです。
よければみなさんの素朴な疑問やお困りごとがあれば気軽に話してみてください。
お試しで30分からお話しいただくことができます。
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ライター
meek_babymassage代表。子育てカウンセラー。
乳幼児教育に幼稚園教諭として10年、保育士として5年携わる。その経験を活かし、現在はタイのバンコクにて海外で子育てをする親子に寄り添う子育て支援の活動を行う。乳幼児プレイルーム主催やベビーマッサージ教室、オンラインカウンセリングルームなど開催。参加親子数は200名以上。「子育ての疲れを癒し、心に寄り添う」という想いを大切に、日々親子のサポートをしている。
Instagram:SHINOBU🇹🇭子育てカウンセラー (@meek_babymassage)