中学生におすすめのボランティア活動とは?
私自身、中高生と関わる活動をしていていると、学校の学びやニュースなどを通じて「地域や社会のために役に立ちたい」「社会問題に興味関心があるのでもっと知りたい」などのお声を聴くことがあります。実際に中学生のお子さんもいるみらぴか認定サポーターの芹澤さんに伺ったところ、子どもがやりたい活動の情報の在り処や応募先などわかからないなど、保護者の方々も含めどうすれば行動に移せるか悩まれるのではないでしょうか? 私の経験から思うに行動に移せる一つの活動として、社会に貢献できる取り組みが自らの力で行うことができ、社会問題などについて学ぶことができるボランティア活動をおすすめします。ボランティア活動と言いましても、さまざまな活動がありますので、ここでは中学生でも参加しやすい活動を紹介します。
中学生にできるボランティア活動事例
中学生にできるボランティア事例としては、スポーツのイベント運営や参加者を支える活動や、保育園などで保育士のサポートを行う活動などがあります。
スポーツボランティア活動は、スポーツをしている中学生は興味関心があるのではないでしょうか。普段は参加する側に対して支える側になるので、今までとは違ったスポーツを運営、サポート側に立って見ることができたりと、様々な視点からスポーツを見て、関わることができ、スポーツ以外の知識などが学ぶことができます。
保育園などで保育士のサポートを行う活動は、保育や教育に関わる仕事に将来就きたいと考えている中学生が実際に職業を経験することができます。また、子どもが楽しく安全安心に過ごせるよう考えるため、子どもの環境づくりなどを学ぶきっかけになるのではないでしょうか。
その他にも、地域の公園や公共施設の清掃活動や、高齢者・障がい者の支援活動などもあります。
ボランティアの探し方
ボランティア活動を始めるには、まずはどのような活動があるのかを調べることが大切です。インターネットや地域のボランティアセンターなどで情報を収集しましょう。その中で取り組んでみたい条件により近いボランティア活動を探してみてはいかがでしょうか。また、学校や地域のイベントなどでもボランティアの募集が行われることがありますので、積極的に参加してみることもおすすめです。
保護者の関わり方
中学生のお子さんがボランティア活動をする際には、保護者のサポートが必要です。保護者は、活動の内容や安全面などをしっかりと確認し、中学生が無理なく活動できるようサポートしてあげると良いです。ボランティア活動を探す際にも、お子さんのやりたいことやボランティアをする目的を話し合い、一緒に考えながら探していきましょう。
お子さんと一緒にボランティアを探す中で、保護者自身もボランティア活動に参加することで、お子さんと取り組みを共有し、社会貢献を一緒に実感できる良い機会となります。
ボランティア活動のメリットとは?
ボランティア活動を通して学業とは異なる達成感と自己成長を感じながら、さまざまなメリットがあります。
社会貢献感を得られる
ボランティア活動を通じて、自分の力で社会に貢献することができるため、社会貢献感を得ることができます。自分の力で誰かの役に立てたりすることは、自分でも人の役に立つことができたという充実感を感じることができるでしょう。
人間関係の構築ができる
ボランティア活動に参加することで、さまざまな人との出会いがあります。他のボランティアスタッフや受け手の人々との交流を通じて、新しい友人や人間関係を築くことができます。さらに、幅広い年代の方が参加しているため、学校とは違った人間関係も築くことができます。
自己成長につながる経験ができる
ボランティア活動は、自己成長につながる貴重な経験をすることができます。物事を自主的に取り組む力や困難な状況に立ち向かったり、他の人をサポートしたりすることで、自己の成長を感じることができるでしょう。
ボランティア活動を通じた成長の具体的な例
ボランティア活動を通じて、中学生のお子さんはさまざまな成長を遂げることができます。
責任感が身につく
ボランティア活動では、自分が担当した仕事や役割に責任を持つ必要があります。自らの意志で活動に取り組んでいるので、最後までやり遂げるという責任感も身につきます。
協力やチームワークを学べる
ボランティア活動は、他のボランティアスタッフや受け手の人々と一緒に協力して行うことが多いです。また、お互いが同じ意志や目的を持ち、力を合わせて活動をしていくため、チームワークとコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
社会問題の理解が深まる
ボランティア活動を通じて、社会問題についての理解が深まります。現場の問題に直接対峙することで、社会問題の実態や背景を知ることができるでしょう。
中学生のお子さんとって、ボランティア活動に参加することで自ら社会問題に向き合うことは学校活動では得られない経験となることでしょう。
まとめ
ボランティア活動の経験から、さまざまな成長を遂げることができる機会があります。お子さん自身が何か経験や学びをしたいと考えておりましたら、ぜひ、興味のあるボランティア活動に参加してみてください。
よければみなさんの素朴な疑問やお困りごとがあれば気軽に話してみてください。
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宮本 玲香
みらぴか認定サポーター
高校受験では高校卒業後の就職を見据えて、商業科に進学。卒業後は食品製造会社にて勤務。その後、インターネット通販の販売業や建築会社での事務職を経験。現在は学校の事務職として、生徒・教員双方の学校環境を快適にできるよう尽力している。その一方、年8回ほど中高生のキャリア支援をワークショップ形式で実施し、子どもたちの考え・想いに直接触れている。
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