子育てアカデミー

不登校専門心理カウンセラーの田中勝悟です。
今回お話ししたいのは、進路選びは子どものことを理解した上で決めていくことが大事だということです。今回は、そんな子どもの進路についてお母さんと一緒に悩みながら決めた話をしていきたいと思います。

知的障がいのお子さまの進路について保護者と考えた話

まず、ご本人の個人情報に触れない範囲で、このエピソードの背景についてお話します。
※個人が特定されないように趣旨が変わらない程度に変更を加えています。

あるお母さんから、「自分の子どもの進路について相談」がありました。

そのお母さんは「この子の不登校の原因が知的障がいだとわかったから良かったんですけど」と話されました。

お母さんなりに不登校の原因をいろいろと模索されていたんだろうと思います。

その中、病院で検査を受けたら、IQが55(平均は80~120の間)で知的障がいの診断が出て、療育手帳も持っているとのことでした。

お話をお聞きすると、お母さんの中で「知的障がいだから勉強についていけない=不登校の原因」と捉えていました。で、そのお母さんは「今は学校に行けていないので、通信制高校に行かせようと思っているんです」とのことでした。

勉強についていけない=通信制高校がいいわけではない

さて、ここでお母さんが誤解されていることがあります。それは、勉強についていけないから、通信制高校と考えていたことです。最近は、発達障がいや知的障がいに対して非常に手厚くサポートしている通信制高校が増えていますが、そうした学校を選ぶ上でも一点注意しなければいけないことがあります。

それは単位取得の方法についてです。すべての通信制高校がそうではありませんが、通信制高校の場合、自分でレポートを書いて、サポートを受けずにテストを受ける必要があります。

ところが、一般的に、知的障がいでIQ(知能指数)が70を下回っている場合、テキストに書かれていることを理解することは難しくなると言われています。テキストに書かれていることを理解するのが難しい中、高校の勉強を一人でしないといけないのです。場合によっては、知的障がいの子にとって、通信制高校を卒業するのはとてもハードルが高いのです。(支援状況などによって異なります)

サポート校を併用していたらまた違ってきますが・・・学びの環境や支援状況などもう少し丁寧に調べていく必要があります。当時、お母さんと話をしていく中で一緒に調べていくとその学校に関してはもしかしたらお子さんに合っていないのかもしれないという話にもなりました。

知らない選択肢について検討する

話を聴いていて、もしかしたらその子の場合は通信制高校は合わない子ではないかと感じました。
場合によっては、これまでの経験から、そこで何もする気がなくなってしまい、ニート化する可能性も低くはありません。

お話をしていると特別支援学校についてあまり詳しく知らなかったようなのでお話をすることにしました。特別支援学校とはどんな特徴があるのか簡単に説明します。

一般には特別支援学校にて作業所や障がい者雇用で働くための訓練をします。

特別支援学校には高等部というのがあり、中学まで特別支援学級に行っていた子が進学するケースもあります。

特別支援学校の教育の原則は「自立や生活スキルを養う」ということです。
そのための教育トレーニングを集中的に行っています。

これは一例ですが、まずは自分の名前が書けるのと簡単なお金の計算の練習や内職や農作業、清掃の練習を中心に行いながら、将来働ける力を身につけたりすることを目指します。

そして、就労先としては作業所や障がい者雇用として企業で就労する人もいます。

その中で、作業所で一定の収入と障がい者年金を得ながら、グループホームなどを活用して親元から自立している子もいます。

その後、お子さんはお母さんと一緒に特別支援学校に見学に行ったのですが、「あ、こんなところに進学したい!!」と笑顔で言っていたとのことです。最終的に通信制高校は止めて、特別支援学校に進学をし、今も元気に登校しているとお母さんより聞いています。

まとめ

上記の例でお伝えしたかったことは、進路を選ぶ上で本人の意志を尊重し、どの選択をすると子どもが幸せに生きられるか、一緒に親が考えていくことが重要だということです。

また、合わない選択をした結果、その後の人生に影響してしまう可能性があります。

そして今回、子どもと進路の話ができるまで、良い関係を築き上げたお母さんの頑張りがあったことも忘れてはいけません。

もし、お子さんの進路で不安がある場合は、ぜひ、みらぴかのカウンセリングを受けてみてくださいね。
特に私田中は不登校だけではなく、障がい者支援にも詳しいので、複数の視点から助言させていただきます。

よければみなさんの素朴な疑問やお困りごとがあれば気軽に話してみてください。
お試しで30分からお話しいただくことができます。

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田中 勝悟

みらぴか認定サポーター
大学院卒業後、スクールカウンセラー、心療内科、児童相談所、貧困層の就労支援のアドバイザーなど多くの領域で経験を積む。その傍ら2019年4月に「カウンセリングルームはぴっと」を開設。またオンラインスクール「不登校の親の学び場」を開講。5,000件を超える豊富な臨床経験から適切な助言を行うことで多くの親の共感を得る。また、エニアグラムを活用した見立て力の高さには多くの支援者から定評がある。著書に「不登校はチャンス」がある。

お子さまの不登校、発達障がいについてお悩みの方は田中さんに相談してみませんか?

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