子育てアカデミー

中学生 塾

こんにちは、子育て中ライターの水無瀬あずさです。
我が家には中学生の息子がおり、授業に委員会活動、部活動に地域活動など、毎日本当に忙しい日々を過ごしています。現在は家庭学習のみで何とかなっているのですが、聞くところによると友達のほとんどが塾へ通っているんだとか!我が家も今後は受験のことなどを考えなければいけないわけで、「そろそろ塾へ行くべき・・・?」と最近になってとても悩んでいる私です。そこで今回は、中学生の学習塾事情について詳しく調べてみました。塾通いって、保護者にとっては家計に関わる重大な問題ですよね。同じように悩んでいる皆さん、この記事を読んでぜひ参考になれば幸いです。

イマドキ中学生の塾通い事情

実際のところ、私が一番気になることって
「どのくらいの人が学習塾に通っているの?」
「学習塾ってだいたいどのくらい費用がかかるの?」
というところでした。

せっかくの機会なので、まずは文部科学省の最新資料から、中学生のリアルな塾通い事情を紐解いてみました。

「塾へ行っていない人」ってどのくらい?

文部科学省が公表した「令和3年度子供の学習費調査」によると、中学生で塾へ行っていない(=年間で学習塾費を支出していない)割合は、公立中学で29.6%、私立で46.1%となっています。

「意外と多い!」と感じるかも知れませんが、このなかには通信教育や家庭教師費を支払っている世帯も含まれているため、純粋に家庭学習のみで過ごしている人の割合はもう少し低いと考えられます。

塾の費用って平均どのくらい?

年間の学習塾費の全体平均は、令和3年度時点で公立中学が約25万円、私立が約17万5,000円となっています。

学年が上がるほど高く、また私立中学より公立のほうが高い傾向にあります。なかなかいい金額ですね。高校より中学のほうが多いのは少し意外でした。

公立と私立でどうしてこんなに差が出るの?

私立の授業は独自のカリキュラムが多いのが特徴です。それぞれの学校にあった特色ある授業を提供していることが多く、学校に独自した学習環境が用意されているため、あえて塾へ通わせる必要性を感じないという家庭が多いのかもしれません。
公立と私立の塾費用の差は、学校の年間授業料も大きく関わっています。文部科学省の資料を見てみると、公立と私立の学校教育費は文字通り、桁違いです。

私立中学の「授業料」だけで、公立の年間学校教育費を余裕で上回っています。ここまで違うとは驚きですね。私立は、授業料のなかに学習塾的要素もすべて含まれているため、塾費用として支出する額はそれほど多くないということでしょう。

とはいえ、我が家は公立です。しかも、現時点ではそこそこの成績をキープしており、本人も「自由時間がなくなるから塾は行きたくない」と言っているため、今のところ塾へは通わせていません。どうしたもんかと塾のメリット、デメリットを考えてみました。

塾のメリットとデメリットを考えてみよう

我が子が塾へ通うべきか考える際は、塾通いにどのようなメリットとデメリットがあるかを整理して考えてみました。

メリット|学習に適した環境が整っている

自宅にはスマホやゲームなどの誘惑がいっぱい!家庭学習をきちんと進めるためには、これらの誘惑に打ち勝ち、自ら時間をコントロールしなければなりません。でも、これがなかなか難しいんですよね。
塾通いであれば、誘惑からシャットアウトされた空間がはじめから用意されています。学習に適した環境で集中できるのは大きなメリットです。

メリット|学習習慣が身につく

たとえば「17時から18時まで勉強、30分休憩、その後1時間勉強」と計画を立てても、そのとおり実行するのはなかなか難しいものですよね。
塾へ通うことで、決まった時間に学習する習慣が身につきます。時間を区切ってメリハリを付けて進めることにより、より充実した学習体験が出来るのです。

メリット|受験に関する情報や対策を学べる

塾には、進学や受験に関する蓄積された情報が集約されています。長く勤務している先生ほど幅広い受験知識を持ち、志望校の出題傾向や対策の立て方、教材の選び方などを詳しく教えてくれるでしょう。
お子さんや保護者だけで入手できる受験情報には限界がありますが、塾を活用することで情報収集の効率がアップし、時間の短縮にもなります。

デメリット|塾に通う時間の確保が難しい

授業だけでなく部活や課外活動、習い事など、とにかく忙しい中学生。現在は塾へ通っていないものの、実は「通いたいけど時間が取れない!」とお悩みのご家庭もあるはず。限られたなかから塾通いの時間を捻出するのは難しく、「塾へ行くなら部活をやめる」など取捨選択を迫られてしまうのはデメリットと言えるでしょう。

デメリット|成績が上がるとは限らない

「塾に通えばすべてがバラ色♪」というわけにはいきませんよね。保護者が一生懸命費用を捻出して塾へ通わせたとしても、お子さん本人に成績を上げたいという意志がなければ、あまり意味をなさないのです。お子さんの塾に対するやる気やモチベーションが成績に大きく関わってきます。

デメリット|高額の費用がかかる

前項でご紹介した通り、塾へ通わせるにはそれなりに高額の費用がかかることは覚悟しなければなりません。月間で数万から数十万円の月謝、塾によっては別で教材費などもかかります。夏期講習、冬期講習などの特別講習を受けるなら、さらにそれも上乗せ。私、すでに心が折れそうです。家計をやりくりして塾代をうまく捻出できるかが、重要なカギを握っています。

まとめ|データやメリット・デメリットを参考に塾通いを検討しよう

イマドキの塾通い事情、なかなか興味深い内容でしたね。塾へ通うべきか検討している保護者の皆さんも、データを参考にしつつ、お子さんにとってのメリット・デメリットを考えてみれば、通うべきか判断しやすくなるのではないでしょうか。
中学生はほとんどの子が塾へ通っていると思い込んでいたので、「行かせないとマズイのでは!?」と悩んでいましたが、データを見たら意外とそうでもないことが分かりました。数字データを客観的に見るってとても大切なことですね。というわけで、現時点での私の結論は、「今は慌てて通わせなくてもいいかな」です。今後、息子とじっくり相談して、必要なら検討していこうかなあ。

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水無瀬 あずさ

ライター
黄色い電気ネズミとビールをこよなく愛するシステムエンジニア兼ライター。「どんなことでも全力で楽しむ!」をモットーに、反抗期真っ盛りの中学生・小学生の息子たちと全力で向き合っています。PTA役員などボランティア活動に積極的に参加し、学校や家庭における教育の在り方を模索中です。ゲームが趣味ながら、最近画面酔いがひどくて長時間できなくなったのが悩みのタネ。

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